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思い出話9 大学院生活開始・新たな船出・そして夢への挫折

大学卒業後は、そのまま大学院に進学した。
研究テーマが反応解析なのだが、内容が2年でやるには無茶すぎる。
最低でも結果を出すには、5年は必要だろう。
主生成物を解析するのは容易だ。しかし、副生成物を解析となると、ほかに成分が存在しないことを証明する作業が入ってくる。
これは容易なことではない。現設備でやるには、設備不足といっていいだろう。
教授は必要に2年で出すように言ってくる。できなければ無能な人間だと考えているのだろう。
自分は、現設備では不足点と、現状ではできて主生成物の解析までであることいった。
だが、教授は聞こうとしない。仕方ないので、すべての解析をやることになった。
不足している点は、時間と労力で補うことにした。
8時半に大学にきて、夜0時に大学を出る。そして年末年始の4日間のみの休日という生活が始まった。
それでも、思っていた以上に進捗はよくなかった。
それだけではない。研究室内の環境は著しくひどい状況になっていた。
教授は学生に指示を出す。しかし、指示する内容があまりにも適当すぎる。学生は意味も分からずやってしまったようで、事故がおこった。教授は、指示通りにやらない学生が悪いといった。自分は、そうではないでしょといったように思える。たびたび事故が起こり、このやり取りを数回やった。10月ごろ、再び事故が起こった。教授は、指示通りにやらない学生が悪いに加え、自分には責任はないと言い切った。無責任すぎると思った。このとき、怒ったことを覚えている。研究の大枠はあなたが作りなさい。細かい手順は自分が作る。一切口出すなといったと思う。これ以後、細かい手順は自分が作った。研究室内の備品の確認なども自分がやった。本当は、こんなことをやっている余裕なんてないのにね。
こんな日々が続き、体に限界が訪れていたようだ。食事を口にしても、のどに通すにもつらい日が続き、みぞおちあたりが、いつもと感覚が違うように感じた。ついには嘔吐する日が出てきた。しかし休むわけにはいかない。教授が思い描いた結果でなければ修了証認定を出さないことは、かねがね言われていたことだからだ。だからペースを落とすことなく続けた。

あるとき、入学希望者の減少が問題になった。定員割れを起こしていることが重大視された。
研究活動の方向性を話をしたと思う。教授はわが道を行くという感じだった。学生のことは全く考えていない。
自分は、実用可能な研究をしようといった。研究成果が直接商品となるような研究をしようというのが自分の考えだ。
この研究を学生に経験させれば、社会に出ても関連した業界で即戦力になると考えたからだ。
この考えに教授たちは悲観的だった。
それだけではない。ほか部署でも、部署間でいがみ合っているし、この大学は腐敗していると思った。
科学者になるのが夢だったけど、思ってた世界とは違っていた。
一番ひどかったのは、「君はいい学生ではない」といって叩き潰し来られた時でしたね。
当然「いい学生とはなんだ」と言い返しましたが。
その教授は言った「研究室のために爆弾を抱えて死ねといえば、喜んで爆弾を抱えて死ねる学生だ」といった。
そんな学生はいい学生ではないと思った。
さらに教授はこうも言った「結果も出せず、論文を出せない君は無能な人間だ。そんなにやりたいのなら、一度死んでからやり直せ」
言われたとき、自分の中の何かが崩れ去る感覚に襲われた。そうか、これが挫折感というやつなんだと思った。
でも、立ち止まるわけにはいかないと思った。ただ、大学という世界は、自分には合わない世界だと感じた。
とりあえず、これからは資金が必要だ。化学科にいたので化学系に仕事を探した。

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